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アモキシシリンもインフルエンザ菌に効く

2020年07月22日

インフルエンザや細菌などに有効な成分が含まれているといわれている「アモキシシリン」について解説するにはまず細菌とウイルスの違いについて理解しておかなければいけません。

まずウイルスというのは、その構成上、細胞というものがありません。
ですので、ウイルスはほかの細胞をもっている生物などに寄生していないと生存し続けることができないのです。
たいして細菌のほうですが、こちらも実際にはほかの生物の細胞を利用してはいるのですが、その細胞の栄養分を吸いとってしまうので、寄生している細胞を死なせてしまいます。

アモキシシリンはこの細菌の感染によってひきおこされる炎症などをおさえるのに有効な薬なのです。
しかし、ひとくちに細菌感染といってもその種類はさまざまにあります。
アモキシシリンがとくに改善に有効に効く病気としては、風邪やインフルエンザなどの発熱をともなうものをはじめ、肺炎や気管支炎、扁桃炎にのどの腫れなどです。
また、にきびや、おできなどのできものにも効く場合があります。
さらには膀胱炎や尿道炎、子宮内感染症、梅毒の改善とかなり多岐にわたります。

またこのアモキシシリンは、ペニシリン系における代表的な抗生物質のひとつなので、インフルエンザや風邪だけでなく上記のような身体の各場所で広く使うことができるのです。
しかしアモキシシリンは、普通の風邪には有効であっても、インフルエンザウイルスには効かないといわれることがあります。
しかしこれはあくまでインフルエンザウイルスに対しての話であって、インフルエンザ菌などのいわゆるグラム陰性菌にはじゅうぶんに有効であるといえるのです。

このインフルエンザウイルスとインフルエンザ菌というのは、おそらく多くの方たちが違いを理解せずに同じものとしてとらえられていると思いますが、先ほども述べたウイルスと菌の違いのようにこれらは違うものなので注意が必要です。

アモキシシリンが含まれた薬の名称

アモキシシリンとはペニシリン系の抗生物質の一種で、ベータラクタム系抗生物質の代表的なものです。
そしてこのアモキシシリンを多く含む薬の名称として、ノバモックスというものがあげられます。
これはおもに細菌感染症などに多く使用されている医薬品です。
このノバモックスは一般的には梅毒や淋病といった性感染症にたいする抗生物質として使われており、現在ではジェネリック医薬品のひとつともなっております。

ですが梅毒や淋病といった性感染症のほかにも、比較的に軽めの扁桃炎や咽頭炎などにも有効で、気管支炎や中耳炎そして胃炎や有名なピロリ菌の殺菌などにも使われることが多いものです。
またその形状も経口用としてのカプセルや錠剤や散剤などといったものがあります。
そしておもな注意点としては、アモキシシリンにたいして過敏症やペニシリン既往歴がある場合などで、原則としては使用できませんし、気管支喘息やアレルギーが強く出てしまう人も慎重に扱わないといけません。

このアモキシシリンという成分には、細菌にある細胞壁にペプチドグリカンの合成をおさえるはたらきがありますので、細菌を殺す作用としてとても有効であるといえるのです。
また、分子式のうえではアンピシリンといわれる成分と同じなのですが、アモキシシリンは腸からより効率的に吸収できるのが特徴です。

とくに殺菌作用として有効なのが、大腸菌、それにインフルエンザ菌などといったものがあげられます。
また一部のグラム陰性菌などにもその殺菌作用が有効にはたらくといわれています。
反対に効かないといわれているものには、緑膿菌やセラチアなどといった名称があげられます。

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