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インフルエンザであるかは病院に行かないとわからない

2019年07月12日
マスクをかける女子

高熱が出たからと言って必ずインフルエンザであるとも限らず、そのような症状の感染症は他にもいくつもあります。
逆に、熱が出ないからインフルエンザではないとも言い切れず、やはり正しく判断するためには病院へ行かなければわからないのです。

病院では、迅速抗原検出キットというものがあります。
いわゆるインフルエンザウイルス検出キットです。
これを使えば、およそ10分程度でインフルエンザがどうかがわかります。
A型かB型かの区別もつき、熱が出なかったのはB型だったからだというような判断も付きやすくなります。

一番多く使用されている検査キットは、長い綿棒のようなものを鼻やのどの奥深くに入れ、粘液を綿棒の先に付着させて検査するタイプです。
この検査キットは、大人であっても検査時に異物感を感じる人も多いものです。
子供など綿棒を嫌がる場合は、ティッシュで鼻をかむ要領で検査できるキットがおすすめです。
インフルエンザ検査キットを使用することで、ウイルス感染の判断をするだけでなく、他の効能もあります。

例えば、インフルエンザの流行の種類を知ることが出来ます。
A型とB型では流行の時期が異なりますが、今はどちらが流行っているのかを集計して知ることが出来ます。
また、地域によっても流行に違いが出ることもあります。
同じ市内の学校でも、流行に違いが出ることも多く、検査キットで流行を知ることで、あらかじめ情報を仕入れておくこともできるのです。

病院に検査を受けに行くときには、タイミングが重要となります。
インフルエンザには潜伏期間があり、だいたい1~3日間あると言われています。
普段家からあまり出ない人が、人混みの多い場所へ出かけた場合、1~3日後に体調に変化が出た場合は受診をおすすめします。

急な発熱によるインフルエンザの疑いの場合、発熱直後の初期段階では検査キットが陽性にならない場合もあります。
検査キットの反応がスムーズに行えるのは、発熱から半日程度経過した後です。
もし我慢が出来るような体調であれば、発熱後半日ほど自宅で療養してから受診するといいでしょう。
ただし、息苦しい、意識がもうろうとしているなど深刻な症状がある場合、初期であっても時間の経過を待たずすぐに病院を受診します。

血液でもインフルエンザ検査が可能

インフルエンザかどうかの判断は、実は検査キット以外でも行うことが出来ます。
それが血液検査です。
血液検査での確定診断は、結果でるまでに数日かかります。
そんなにも待てないという人は、通常の簡易検査で白血球の数に注目することもあります。

例えば、いろいろな病気が流行している場合など、すべての可能性の検査をすることは、費用もかさみ、何より患者の負担が大きくなります。
そこでまずは簡易血液検査をすることで、可能性を絞っていくのです。

インフルエンザに感染した場合、すぐに血液検査をすると白血球の数は減少します。
逆に白血球が通常より多ければ、細菌による感染症の疑いが強くなります。
ウイルスと細菌は同じようなものと考える人も多いようですが、全く別のものです。

細菌は、自分自身で増殖することが可能で、抗生物質の投与が有効とされています。
一方、ウイルスは単体では生きていく事も増殖することも出来ません。
生物の細胞に寄生することによってのみ生き残れるのです。
しかしウイルスには抗生物質は効きません。
ですからワクチンによる抗体が有効であると言われているのです。

このようにウイルスと細菌、どちらに感染しているのかを知ることは大切です。
白血球を調べることで、ウイルス感染なのか、細菌感染なのかを知ることは可能で、どちらの検査キットを使うべきなのかを判断する材料になるのです。
見た目には判断がしづらい病気の症状ですから、少しでもいつもと違いがあるようなら、速やかに病院へ行って検査してもらうことがおすすめなのです。

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