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タミフルの成分と効果、副作用

2019年11月08日

タミフルについて、ご存知の方も多いでしょう。
オセルタミビルを主成分としており、A型とB型のインフルに加え、新型の物にも効果があります。
このオセルタミビルという成分には、ウイルスの増殖を助ける、ノイラミニダーゼという酵素を阻害する働きがあります。

特に、感染したなと思ったら、早めに病院に行って処方をしてもらうようにしましょう。
タミフルは経口剤で、カプセルまたはドライシロップという形で服用します。
そのため、吸入剤などに比べると飲みやすいというメリットがあります。

カプセルもしくはドライシロップ、どちらにしても通常1日2回の服用で、5日間飲み続けます。
また受け取ったら、すぐに飲み始めるようにしましょう。
早く服用するほど、効果が早く現れるようになるからです。

タミフルは、未然に感染を防ぐために服用することもできます。
たとえば持病を抱えているとか、糖尿病や腎臓に障害のある人などで、同居人に感染者が出た場合など、あるいは高齢者がいる場合などには、汗腺を避けるために服用してもらうという方法があります。

効果の高いタミフルですが、妊娠中や授乳中の場合は、避けた方がいいこともあります。
ですから現在妊娠中、あるいは赤ちゃんにおっぱいをあげているという人は、医師にそのことを伝えて、判断を仰ぐようにすることをお勧めします。
また子供でも服用できますが、1歳未満の子への安全性は確立していません。

効果がある代わりに、もちろん副作用もあります。
主な物として、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などが見られることがあります。
あまり重い副作用はありませんが、肝臓障害が起きる例もあります。
それから腎臓に持病を抱えている人の場合は、タミフルの成分の排出が遅くなり、血中の濃度が高まる恐れがありますので、事前に医師に伝えるようにしましょう。

それから、かつて副作用として、異常行動が見られると報道されたこともあります。
しかし本当にタミフルが原因で、異常行動を起こすようになるのでしょうか。

タミフルの異常行動への対策

タミフルについては、妄想やせん妄、けいれん、それから嗜眠が現れるとされています。
ただし頻度については不明です。
それとは別に、高熱を出した場合には熱性せん妄といって、幻覚や幻聴が見えたり聞こえたりし、それが異常行動につながることがあると考えられます。

このためタミフルを服用した子供が、窓を開けてベランダに出ようとしたり、そのベランダから飛び降りたり、外に出て道をさまよい歩くなどの異常行動に出たことが、ひとこと騒がれたことがありました。
しかしどうやらこれは、必ずしもタミフルのせいとはいえなかったようです。
ただしタミフル服用後、しばらくして異常行動が起きていることもあり、必ずしも無関係と言い切れないこともあります。

特に子供の場合は、高熱を出すことにより、脳症に罹ることもあり、それが異常行動につながるという例もあります。
ですからこのような場合の対策としては、まず保護者がそばについていて、窓やベランダに近づいたり、あるいは外に勝手に出たりしないように、注意することもまた大事であるといえます。

しかしそれが難しい、他にも子供がいるので目が届きにくいという時の対策として、タミフル以外の物を病院で処方してもらうということもできます。
タミフル以外には、経口でなく吸入で服用する物もあり、それであれば異常行動の心配は少なくなります。

しかしそれでも異常行動に出る場合には、やはり脳症、あるいは脳炎の疑いもありますので、脳神経科を受診するなどの対策を採るといいでしょう。
それから、感染しないように、ワクチン接種を受けておくようにしましょう。
ワクチン接種で必ず感染が防げるとはいえないこともありますが、それでもやらないよりは、やっておいた方がいいのもまた事実です。

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